八王子営業所の技術者として所属し、現在は配属先で毎日業務を遂行しています。私が担当しているのは、主に機械学習を用いた計画立案システムの実装やテスト。これは機械学習を用いることで、顧客の言語化できないノウハウ――たとえば「この製品はいい感じにして……」という指示などを計画に反映し、立案することができるシステムです。

計画立案は人手で行うと丸1日かかることもありますが、システム化することで数時間、場合によっては数十分ほどで同等の内容に仕上げることが可能になります。いかに業務の効率化を図ることができるかという点がこの仕事の難しいところであり、また魅力でもあると思っています。

仕事において意識しているのは、与えられたタスクに責任感をもって対応すること。たとえば、期限に間に合わなくなりそうな場合、ギリギリのタイミングではなく余裕をもって上司に相談する、といったことです。社会人として基本的なことですが、この基本を当たり前にこなしていくことがどんな仕事においても大事だと思っています。

私は情報系の大学でITを学んでおり、この業界に強そうなワールドインテックを選んだのですが、実はもうひとつの入社理由があります。それは、資格制度が充実していること。他のアウトソーシング会社と比べて手当がつく資格が多く、そのほとんどが永続的に支給されます。認定資格は私の入社当時で70種類ほどでしたが、現在では大幅に増えて138種類。これもワールドインテックの強みの一つではないでしょうか。

「計画立案システム」で出力した結果の精度を高めるため、日々社内で議論を重ねているのですが、上司や先輩方の話には新たな発見が多く、自分の知らなかった知識をたくさん得ることができます。こうして吸収した知識を別のタスクに応用できたときには、「頑張ってきたことがしっかり身についているな」と、やりがいを覚えますね。

議論のなかでは私から提案させていただくこともあるのですが、上司はボトムアップで吸い上げてくださり、ときには「実際にやってみてほしい」と仕事として振られることもあります。

恥ずかしながら、まだ大きな成功体験をしたと胸を張っていえる経験はないのですが、一つのタスクが終わると、上司やチームメンバーが「ありがとう」「またよろしくお願いします」と声をかけてくださいます。その言葉を聞くことも私のやりがいであり、次の仕事へのモチベーション。日々の小さな積み重ねが、いつか大きな結果に繋がると信じて、今は頑張っています。

個人的には、元気で、チームの雰囲気を明るくしてくれる人がいいですね。テクノ事業部としては、業務を通して身につけた知識や技術を使って成果を出したい人や、 新しいことにチャレンジしたい人と思う前向きな人がフィットするのではないでしょうか。

人間は誰しも、最初は失敗することもあります。だからこそ、一度した失敗を繰り返さないようにすることが大切です。上司に言われたことを忘れないようにメモしておくなど、自分なりの対策を考えながら、それぞれのペースで成長していければいいと思います。

私自身も今は上司や先輩方からさまざまなことを吸収している途中ですが、入社5年目を迎え、そろそろインプットする側からアウトプットする側の業務をしていかなければなりません。今の後輩たちには、培ってきたものを少しずつアウトプットしていけるようになり、自身の成長を感じられました。

並行して、最初にお話しした資格取得の方にも力を入れています。いま目指しているのは、OracleのJava認定資格「Java gold」。現在は「Java bronze」まで取得しているので、さらに上のステージを狙うつもりです。通常勤務をしながら資格勉強をするのは大変ですが、ここでの学びは基本的な業務にも取り入れて活用できるので一石二鳥。覚えてしまえばネットでいちいち調べなくてよくなるので、業務効率化にもつながります。

私はワールドインテックの社員として派遣されている立場ですから、「このままでいい」と妥協や停滞をせず、今後もさらに知識や資格を身に着けてステップアップしていきたいですね。