Interview
「自分らしい人生を生きているな」と実感できる仕事にここで出会えた
関東営業所 ITエンジニア
北川 滉己
2018年 入社
現在の仕事内容について教えてください
SI事業部のエンジニアとして大手メーカーのプロジェクトに参画していましたが、コロナ禍を機にリモートワークに切り替わり、現在は都内にある自宅で仕事をしています。仕事内容は、運用前の新しいアプリケーションを実際にスマートフォンで動かし、バグ(不具合)がないかをテストすること。バグを見つけたら報告し、必要があれば修正をします。
前職は中学校で教師をしていました……というと、よく驚かれます(笑)。ニュースでも報じられているように教師の仕事はとても忙しく、休みを取ることもままならない状況が続くなか、「何か別の仕事を」と考えたときに浮かんだのがIT系。ITエンジニアなら、将来的に需要がなくなることはないと思ったんです。それで、いくつかの企業を調べて一番エンジニアを大事にしてくれそうなワールドインテックに応募しました。教師から技術者、異業種への挑戦です。
IT系の仕事はまったくの未経験でしたが、中途採用者には3カ月間の研修期間があり、そこでエンジニアとしての基礎をしっかりと教わりました。長年開発の世界で活躍してきた方が講師を務めているので、実際に現場からあがってくるリアルな課題が多く、内容がかなり実践的なんです。
さらに最後の1ヶ月間は、実務を想定した本格的なワークショップ。メールのやりとりや仕様書の作成、日々の進捗管理まで、本番を想定した業務を体験することができました。3カ月後、すぐ現場へ配属されても無理なく業務に取り組めたのは、この研修のおかげだと思います。
やりがいを感じたエピソードを教えてください
自分が開発に携わったシステムが、新聞などのメディアに取り上げられたときは、やりがいを感じます。「あの部分はこうやって作っていたな」と開発の裏側を知っていることに自負を持てますし、何より、最先端の技術やサービスに触れられているということに、いつも気持ちが高まります。
現在は、光学技術センサーの開発に携わっており、ARアプリ(※現実とバーチャルの情報を重ねて画面に表示できるアプリ)などにも応用されています。この技術を使って、誰でも気軽にバーチャル体験ができるアプリをリリースしています。私はその動作テストを担当させていただきました。
AR技術は日本ではまだまだ需要の少ない分野ですが、中国やインドネシアな どのアジア圏を中心にブームの兆しが見えています。自分が携わったアプリが、今後この市場を広げていくことになるのかと思うと、ワクワクしますね。
どんな人と一緒に働きたいと思いますか
IT業界はどんどん新しい技術やサービスが生まれてくるので、最先端に立ち続けるには常に勉強が必要です。最新の技術に触れていたい人で、そのための知識を学ぶことが苦にならない人は、ぜひSI事業部に来てほしいですね。ワールドインテックは会社の規模もどんどん大きくなっていますし、新しい現場や新しい技術に触れられる機会も今後もっと増えていくと思います。
個人的な話になりますが、前職の頃の自分はかなり仕事に追い詰められていました。「授業をもっと面白くするには?」「生徒に伝えやすくするにはどうすれば?」と考えすぎて、辛くなってしまうこともあったんです。
今後の生き方を悩んでいたとき、ワールドインテックと出会い、採用していただき、変わりました。毎日働いて、おいしいご飯を食べて、お給料を頂いて。当たり前のことではありますが、心に余裕ができた今はすべてが楽しく、プライベートも充実しています。大げさかもしれませんが、「ちゃんと自分の人生を生きている」という感じがするのです。
ただ、不思議なもので、今でも資料を作るときには「この専門用語は分かりにくいぞ」「ここは図にした方がいいんじゃないかな?」と、当時と同じように考えてしまいます。
しかし、現場の方から「分かりやすいね」「このまま先方に見せてもいい?」というお声をいただき、改めて自分は“目の前の人のために頑張る”ことが好きなのだということを思い出しました。皆さんもぜひ、ワールドインテックで“自分の生き方”を見つけてください。
1日のスケジュール
08:00起床
現在はリモートワークなので通勤時間がありませんが、少し早めに起きてご飯を食べながら準備をしています。
09:30始業
仕事を始める前にメールやチャットで連絡が来ていないかチェックし、今日やるべき作業に優先度をつけて整理します。
10:00アプリの検証
アプリの検証期間中は、チェックすべき試験項目の検証作業が中心。一つの項目につき1週間ほどかけて進めます。
13:00バグの検証
検証を進める中で不具合が発生したら、再現手順をチームに共有し、他のメンバーにもテストしてもらいます。
17:00報告会
毎日行っているチームの報告会です。タスクの進捗報告や、アプリで検証した箇所のバグの共有を行います。
18:00終業
タスクを整理して業務終了。ちなみにリモートワーク中は散歩や自炊をするのが、気分をリフレッシュするコツです。