Interview
これまで培った経験と働きやすい環境作りで、未来のリーダーとなるエンジニアを育成
福岡営業所 ゼネラルマネージャー
堤 嘉孝
1999年 入社
現在の仕事内容について教えてください
SI事業部では、全国に4名のゼネラルマネージャーを配置しています。私はそのひとりとして、福岡営業所の技術課に所属。事業部内で進める事業計画に沿った運営を担うほか、営業担当と一緒にお客様のもとへ伺い、技術的な面のヒアリングや課題解決に繋がる提案などを行っています。また、ワールドインテックで働く全国約700名のエンジニアから寄せられる技術的な悩みを、他のゼネラルマネージャーと分担してサポートすることも大切な仕事です。エンジニアの技術向上に寄与することで、間接的にではありますが、我々もクライアントのシステム作りをお手伝いしている気持ちでいます。
ワールドインテックに入る以前は、物流関連システムを提供する企業でエンジニアをしていました。学生時代から念願だったIT業界に入ったものの、仕事は同じシステム開発の繰り返し。キャリアアップは望めず、憧れと現実の狭間でジレンマに陥ったのです。「もっと自分の可能性にチャレンジしたい」「自分の技術がどこまで通用するかを知りたい」そんな思いが膨らんでいたときに、多彩な業種形態の仕事を扱うワールドインテックの存在を知り、転職を決めました。
様々な技術が生まれ、日々トレンドが入れ替わるIT業界。エンジニアはいかに新たな技術を取り込み、より新しいシステムを作っていけるかが試されます。ワールドインテックには常に未知のものにチャレンジできる土壌があり、そこに大きな魅力を感じたのです。
やりがいを感じたエピソードを教えてください
2020年までは、私も現場のエンジニアとして、物流系、医療系、自動券売機、POS開発など、様々な業務を経験していました。あるときは通信インフラ関連の企業で働いていたのですが、この業界はトラブルが発生すると“重大事故”として大々的に報道されるのが通例。ミスはなくとも、クライアントが望むシステムと異なるものができあがれば大変なことになってしまいます。幸いにも私が担当した業務は問題なく終わりましたが、あれほど神経を使い、注意深く業務に当たる経験はなかなかできません。終わって安堵したとともに、達成感を覚えた仕事でもありました。
このときを振り返って再認識するのは、コミュニケーションの重要性です。エンジニアは機械と向き合うことの多い仕事ですが、クライアントとの行き違いを防ぐにはやはりコミュニケーションが不可欠。ゼネラルマネージャーとして多くのエンジニアから相談を受けるなかで、その意識はさらに高まっています。
今では自身の経験をエンジニアたちに伝えていく立場になりましたが、「我々が作ったシステムが世の中で使われること」に対する喜びと誇りは、昔から変わりません。技術だけでなくこうした思いも伝えながら、これからもエンジニアが活躍できる場を増やしていくことが、今後のやりがいといえそうです。
どんな人と一緒に働きたいと思いますか
まず、コミュニケーション能力の高い人が望ましいですね。エンジニア職はチームで作業をしますので、人と対話する機会が非常に多い。自分の意見をきちんと伝えて、能動的に動ける人が向いていると思います。
そして、新しいことにチャレンジしたいと考えている人も大歓迎です。ワールドインテックでは、エンジニア一人ひとりの技術力を評価する制度を取り入れており、資格取得が給与アップにもつながります。もちろん、資格取得のための勉強が日々の業務にも直結しますので、自己研鑽しながら給与も上がる良い循環ができるのです。
おかげでエンジニア全体のスキルは上がってきましたが、現場のリーダーとしての資質を持つ人材はまだ足りていません。そのため、人材育成のための勉強会やリーダー研修、外部講師を招いての講習会なども積極的に開催しています。多くの技術を学びたい人も、キャリアアップを目指したい人も、こうした制度を活用して存分にチャレンジできるのがワールドインテックの強みといえるでしょう。
最後に、IT業界に興味のある人。AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、DX(デジタルトランスインフォメーション)――。IT技術はものすごい速さで進化し続けています。
こうした流れに興味を抱き、その技術を自分の仕事とすることに魅力を感じられる人はぜひ入ってきてほしい。ワールドインテックなら、きっと皆さんの望みを叶えられるはずです。
1日のスケジュール
05:30起床
朝は早起きして、ゆっくり準備。クロワッサンやシナモンロールが好きで、朝食としてよく食べています。
08:30出勤
始業は9時からですが、少し早めに出社して、前日に届いたエンジニアからの質問やメールに返信をします。
09:00