ファクトリー事業部の愛媛営業所で、新規クライアントの開拓営業をしています。担当しているエリアは愛媛県と高知県。エリア内でスタッフを募集している企業を探してアポイントを取り、自ら作成した営業資料をもって訪問、営業所に戻ったら商談報告書を作成するというのが私の仕事です。

以前は製造の現場で働いていたのですが、社内の「キャリアチェンジ制度」を活用し、自ら希望を出して営業職を選びました。私はもともと大学で心理学を専攻していたこともあり、人と話すことが大好きなんです。就職活動の際も営業職を希望していたので、やっと念願の職種につけたことに喜びを感じています。

仕事をするうえで私がこだわっているのは、念入りな下準備をすること。初めて連絡する企業の場合はどのような事業を行っているかなど、事前リサーチを行います。電話でアポイントを取る際には、先方が何に困っていて、どんな人材を求めているのかを、時間をかけてしっかりとヒアリング。それに基づいた営業資料を作成し、よりスムーズな提案ができるよう心がけています。それでも予想外の、例えばワールドインテックで対応できるかわからない業務を依頼されると、私の知識では回答できず、一旦持ち帰って上司や先輩社員に相談することも。周囲の方々も快くサポートしてくれて、自身の成長にもつながっていると感じます。

営業活動をする一方、営業所の管理という仕事にも携わっていて、こちらは派遣スタッフの方々のサポートやフォローが主な仕事です。営業職以外のスキルも学べますし、管理担当や採用担当など同じ職場内にいるスタッフが尊敬できる方ばかりなので、日々いろいろなものを吸収している実感があります。

また、各スタッフと連携を取りながら、チームとしてひとつの目標に向かっていくのもこの仕事の魅力です。目標を達成し、みんなで喜びを分かち合う瞬間は、ひとりで行う営業活動とはまた違う感動を得られます。

あるクライアントへの新規開拓営業で、3ヶ月間に渡って何度も訪問させていただいたことがありました。先方のご希望や困りごとを伺っては、新たなご提案をさせていただくということを繰り返したのですが、結局断られてしまったのです。しかし、それから1カ月ほど経った頃に先方からご連絡があり、最終的に契約をいただくことができました。電話口で「やっぱりワールドインテックさんにお願いします」という言葉を聞いたときは、営業という仕事をしていて本当によかったと、心から思いましたね。

しかし、努力が報われるケースばかりではありません。営業活動を続けていると、なかなか契約が取れずに心が折れそうになる瞬間が訪れることも……。落ち込んでいても仕方がないので、そんなときは一度気持ちをリセットし、前向きに切り替えるよう意識しています。私にとっての一番のリセット法は、なんといっても美味しい食事をとること。自宅で大好きなパスタを作って食べていると、いつのまにか辛いことを忘れて前向きになれるんです。

あとは、上司からもらう励ましの言葉も、私を動かすモチベーションです。契約が取れたときに「よく頑張ったね」「これから大変だろうけど、頑張ろうね」と声をかけていただくと、「よし、また頑張ろう」という気持ちになります。

私が一緒に働きたいのは「どんなときでも前向きに挑戦し続けられる人」です。営業という仕事は、世間一般的に「キツイ」「大変そう」といったネガティブなイメージがあるかもしれません。

どんな仕事にも苦労はあるので間違いではないですが、決してそれだけではなく、継続することによって、ほかでは味わえない大きなやりがいを得られる仕事でもあります。

たとえイヤなことがあっても、気持ちを切り替えて前向きに取り組むことができれば必ず乗り越えられますし、努力した分の評価はきちんと得られる職場です。折れない心とチャレンジ精神をもって、ぜひファクトリー事業部で一緒に働けると嬉しいです。

そして私自身もまた、みなさんから頼られる先輩でありたいと思っています。これまでは周りの方々に支えられるばかりだったので、今の仕事をしっかりとこなし、もっともっと力をつけて、いつかは「頼もしい」と思ってもらえる存在になりたい。それが今の目標です。